柳生街道(滝坂の道)
JR奈良駅〜志賀直哉旧宅〜寝仏〜夕日観音〜朝日観音〜首切り地蔵〜地獄谷園地新池
地獄谷石窟佛〜峠の茶屋〜春日山石窟佛〜鶯の滝〜花山・地蔵の背〜若草山〜氷室神社〜JR奈良駅
(奈良県)
2008年2月18日



JR奈良駅から東へ商店街を抜けて、興福寺を左に見て
途中、鷲池の浮見堂に立ち寄りぶらり、ぶらり・・・・・・・
志賀直哉旧宅の前を通って柳生街道(滝坂の道)へ・・・・・・


滝坂の道は春日山と高円山の谷あい渓流(能登川)に沿った石畳の道です。
能登川に沿って滝坂の道を登って行くと、やがて橋を渡って川を右にし、
左に妙見宮への道を見送り石畳の道を進みます。

最初に出会った石仏は寝佛です。

※寝仏
何気ない石の裏側に、大日如来が横に刻まれています。


滝坂の道は平安時代から鎌倉時代にかけて南都七大寺の
僧たちの修行の場で昼でも薄暗い樹林の中に苔むす
石仏がたたずみます。

夕日観音の石像が見えて来ました。

※夕日観音
街道から少し入った山の急斜面に立ち
夕日をうけると神々しさがさらに増す石仏です。


また、柳生街道は江戸時代の剣豪達が柳生の道場を
めざして往来した道です。
途中、「朝日観音」を見て先へ・・・・・
石畳の道が終わった所に休憩所があり、三叉路の分岐に「首切り地蔵」が
あります。

※朝日観音
川向かいに立つ岸壁仏です。
東面して朝日にはえるので、この名前がついたそうです。

※首切り地蔵
街道の三叉路にあり、荒木叉右衛門が刀を
入れたような地蔵の首は試し斬りしたと言う
伝説があり、古くから街道の目印でした。


首切り地蔵を直進すれば「春日山石窟佛」・・・・・
右は地獄谷公園・・・・・
右に行き杉林を抜けて、ドライブウエイを横切って地獄谷磨崖仏の
案内板の前に出てしばらく進むと左側に「地獄谷石窟仏」があります。

石窟仏を見たら、下降気味に山腹を巻いて小橋を渡り
峠下の支尾根を登ると石切峠に着きます。
峠から車道を右に行くと左側に「峠茶屋」があります。
ここで休憩して、「春日山石窟仏」へ・・・・・

※茶店の前を少し進み、左の小道を入ると「芳山(ほやま)」へ行けます。

峠茶屋から来た道を戻りしばらく行くとドライブウエイに着きます。
案内板を見て、「春日山石窟仏」まで行きます。

春日山石窟仏を見たら、来た道をドライブウエイまで戻り
若草山方面に進み、「鶯の滝」を見てJR奈良駅へ・・・・・・・・
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